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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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吉谷郁恵 (to Sciences Po)

授業について

私が受講した授業はInternational Finance, Sustainable Development, Microeconomics, Statistics, Comparative Study of EU/Asiaの5つです。

International Financeの授業は主に経済政策と為替の関係の理論的な説明を扱うのですが、理論ばかりではなく、ギリシャ問題や金融危機の発生原因、実際のデータをもとに各国の経済・金融政策が為替にどのように影響したのかが扱われました。Sustainable DevelopmentはOECDの現職員のリレー形式の講義であり、主な内容は環境政策の評価や経済的影響などでした。 EU環境政策のCBA分析や政策手段の実際の影響、環境政策と技術発展の関係、環境政策と再分配政策など経済・産業政策の一貫として、また開発援助としての環境政策をどのように設計するかを学びました。ミクロ経済学では需要曲線及び供給曲線がどのように決まるかと政策が各アクターの行動にどのように影響するかを学びました。統計学の授業では統計学の理論的な背景や前提をしっかりと勉強できます。宿題やTAセッションではSTATAを使って実際のデータを分析します。EU/AsiaではEUとAsiaの比較を通して地域統合を分析しました。今回の留学では経済や環境政策を通してEUの統一的政策またその統一政策がどのように各構成国で実行されているのかを分析しました。さらに、EUとAsiaの比較を通して、今後Asiaの経済統合、地域統合のあり方が多く見えてきたと思います。

学校生活について

MPAでは学生の交流が深まるように授業やオリエンテーションが非常にうまく設定されているという印象です。授業開始の最初の週末にはretreatが設けられており、また授業はグループワークが中心で自ずと学生の交流が盛んになります。学生ラウンジやStudy Roomではいつでもグループワークに取り組む学生を見かけます。またPSIAの授業も取ることができ、多岐にわたり授業科目をよりアカデミックに勉強できます。

非常に感心することはSciences Poの学生は非常に勉強熱心です。午前中でも図書館では多くの学生が勉強をしており、午後になると席が無く直接床に座って勉強をしなければならない程に図書館は学生で溢れています。

MPAの友達と夜のピクニック

MPAの友達と夜のピクニック

興味深い、印象深かったこと

やはり、ヨーロッパ周遊旅行が思い出深かったです。歴史的に有名な建築や美術館を見学できた事もさることながら、様々な地域に訪れることで、今後の日本の政策にも参考になることなどが多く見えてきました。特に観光政策に関して、鉄道や航空路線の拡充など国と地方自治体の協力によって、日本の観光資源の有効活用を図ることが出来るのではないかと思わされました。

これから派遣される学生へのお役立ち情報

学生生活の点で言うと、ENTGというSciences Poのネットワークで全て必要な連絡が行われるので、渡仏前に必ずチェックするようにして欲しいです。私は学校が始まるまでこのネットワークの存在を知らなかったので、入学時の事務事項をどうやって知れば良いのか分からず少し苦労しました。

また思う存分ヨーロッパを満喫するためには早めの計画をおすすめします。早めに計画を立てれば鉄道やオペラのチケットなどは非常に安いものが手に入ります。また9月中は毎週末の如くイベントが有ります。是非、事前に日程を知っておいて欲しいイベントがヨーロッパ文化遺産の日です。この日は普段は入場料が必要な建物やそもそも入れないような場所でもほとんどが無料で見学が出来ます。ただし、人気の場所は直ぐに長蛇の列が出来るので、事前にどこに行くか決めて朝早くから行動して下さい。私は最も人気のエリゼ宮(大統領府)に行ったのですが、昼過ぎに行ったので4時間以上待つことになりました。事前に日程を調べて混雑を回避して多くの場所を見学して欲しいです。

エリゼ宮外観及び大統領執務室

エリゼ宮外観及び大統領執務室